初めてのロードバイクで車種選びは迷いますよね。
私も今回初めてロードバイクを購入しました。
コスパが高いと評判のジャイアントというメーカーのTCR SL1というモデルです。
【ワイズロードオンライン】
すごくコンテンドSL1と悩みましたが、せっかくロードバイク買うなら速く走りたいと思いレース志向のTCRを選びました。
結論から言うとTCRはレース志向の本格的なロードバイクなので、初めてのロードバイクで速く走りたい人はもちろん、長距離だって可能なオールラウンドに活躍できるTCRを選んどけば間違いないと思います。
これからロードバイクを検討している方に参考になればと思います。
TCRシリーズとは
ジャイアントから20年以上販売されている「トータルレースバイク」のコンセプトで作られているレース志向のロードバイクである。
いわばジャイアントの看板商品だ。
TCRはいくつかグレードに分かれており、高いやつはTCR ADVANCED SL0 DISCと呼ばれるモデルで 1,200,000円もする。
今回購入したのはTCRの中でもエントリーモデルであるTCR SL1だ。
TCR納車後乗ってみたレビュー
良かった点
まず最初に感じたのは漕ぎ出しの軽さがやばい。
ずっとクロスバイクに乗ってきたので、スポーツバイクの漕ぎ出しの速さは理解していたけれど、別格だった。
そしてクロスバイクに比べてかなり前傾姿勢になる。これはTCRのコンセプトによるものであるが、前傾姿勢になることで力強い踏み込みができるし、風の影響が出にくいので速度が出た時も苦ではなかった。
まだ2時間程度のサイクリングを数回こなした程度だが、これなら長距離も全然大丈夫だと思う。
レース志向というよりオールランドに使えるバイクだと思う。
また、コンポがシマノの105と呼ばれるもので、レースに出るときのレギュレーションに105以上となっているから、レースに出れるクオリティのもの。ギアチェンジの快適さ、ギアの枚数による快適性、別格だった。
SL1とSL2に採用されているD-FUSEと呼ばれるシートピラーのおかげなのか、お尻が痛くならなかった。クロスバイクに初めて乗った時は、すぐに痛くなった。クロスからロードに乗り換えた時にレーシングパンツ履かないとお尻が痛くなるとよく言われるが、そんなこともなかった。長時間走っても痛くならない快適なサドルだった。
なので速く走りたいと考えるユーザーだけでなく、たまにロングライドしたいと思っている方にも十分お勧めできるバイクだと思います。
イマイチな点
ブレーキはTEKTROというメーカーのものを使用されている。コンポが105なのに、ブレーキは少しケチったか。
低速で使用する分には何ら問題ないが、時速30kmを超えたあたりから減速がめっちゃ怖かった。
なかなか止まらない。特に下りの時とかはちょっと心許ない。
これは同価格帯のCONTEND SL1も同じものを使われているので、TCR SL1もCONTEND SL1ユーザーもブレーキは105に変えたほうが良いと思う。
あと、この価格帯なら仕方ないことだが、最近はロードバイクはディスクブレーキ化が主流になってきている。
雨の日などの制動は圧倒的にディスクブレーキに軍配が上がる。
TEKTROのせいなのかリムブレーキのせいなのかはわからないが、ロードバイク乗車中に雨降ってきた時はマジで止まらなくて怖かった。
とりあえずブレーキの105への交換は最優先にやっていきたい。
TCR SL1まとめ
レース志向だからロングライドには向かないのかと思われるかもしれませんが、全くそんなことはありません。
速く走ることもロングライドも快適にこなすことができるオールラウンドのバイクだと思います。
最初の一台となると自分がどういう乗り方をしたいのかも決まって居ないと思います。
そんな方にもTCR SL1はお勧めできる一台ですね。
ただブレーキは早めに105に変えちゃいましょう。